イエス・キリストは本当に復活しましたー復活の3つの証拠ー

 

この記事を書いているわたしは、クリスチャンの家に生まれ育ち、プロテスタントの牧師になるための神学校を卒業後、約20年間キリスト教会で牧師として働いてきました。

このようなわたしが上記の質問にお答えしていきます。

ぜひ、最後までご覧ください。

イエス・キリストは本当に復活しましたー復活の3つの証拠ー

イエス・キリストがよみがえった3つの証拠を解説します。

 

空の墓

十字架の上で死んだイエス・キリストが葬られた墓は、三日目の朝に空になっていました。

後ほど詳しく説明しますが、空の墓の最も納得のいく説明は、イエス・キリストが復活したということです。

 

使徒たちの証言

復活したイエス・キリストは弟子たちの前に現れ、弟子たちはそのことを証言しました。

特にイエスの側近の弟子であった１２使徒たちは、よみがえったイエスのことを伝えるために、ただ一人を除いて全員殉教しました。

誰も、うそのためには死ねませんし、死にません。

実は使徒たちは、イエスが逮捕された時は見捨てて逃げ去り、イエスが十字架で死んだ後は、自分たちも殺されるのではないかと恐れ、家に閉じこもっていました。

そんな臆病な使徒たちが自分の命を捨ててまでイエスを伝える者に変わった事実こそ、イエス様は本当に復活し、彼らに死に勝利する希望を与えたことを物語っています。

 

キリスト教会の存在

キリスト教は、産声をあげてから最初の300年間、ローマ帝国によって迫害されていました。

しかし、キリスト教会は約2000年の迫害の歴史を生き延び、世界中に広がり続けて、今や世界最大の宗教となり、約24億人（全人類の31%）がクリスチャンとなっています。

この現実の一番納得のいく理由は、本当にイエスが復活し、今に至るまでキリスト教会を力強く導いているということです。

 

イエス・キリストの復活を否定する説

イエス・キリストの復活を否定する説も存在します。

3つの説とその反論は以下の通りです。

 

気絶説

この説では、イエスは十字架での肉体的、精神的、霊的な苦痛により気絶したものの、実際には死亡しておらず、墓の中で意識を回復しました。

その後、墓から出てきたイエスを見た弟子たちは、彼が復活したと誤認しました。

しかし、イエスが本当に死んでいたことは、プロの死刑執行人であったローマ兵たちが確認した事実です。

ローマ兵はイエスの脇腹を槍で突き刺し、その死を念入りに確認した程でした。

そもそも、人間が大量の血を失い、傷の手当ても受けずに3日間暗い墓に葬られた後で、大きな岩を動かして墓から出てくることは不可能です。

 

幻覚説

この説は、復活の日の朝、そしてそれから後にイエスが弟子たちに現れたのは現実ではなく、全ては幻覚だったと主張します。

しかし、使徒パウロは、「その後、キリストは五百人以上の兄弟たちに同時に現れました」と述べており（新約聖書　コリント人への手紙　第一15:6）、これだけ大勢の弟子たちが同時に幻覚を見るということはありえません。

 

盗難説

この説は、イエスの墓の番をしていたローマ兵たちが眠っている間に弟子たちがイエスの遺体を盗み出して、「イエスがよみがえった」といううそを広めたという説です。

しかし、この説は当時の事情を全く無視しています。

ローマ兵たちは、夜間の時間帯を２つか３つに分け、交代で番をしましたから、全員が一度に眠ってしまうことはありませんでした。

また、職務放棄は厳格に罰せられ、兵士たちが眠っている間に遺体が盗まれたとなれば、彼らは投獄されるか、殺される運命が待っていました。

以上のように、イエス・キリストの復活を否定する説には、それぞれ有力な反論が存在します。

証拠から判断しても、イエス・キリストの復活は確かな歴史の事実です。

イエスの復活こそ、キリスト教信仰の揺るぎない土台であり、人類に死に勝利する希望を与えるものです。

 

クリスチャンが復活について信じていること

次に、クリスチャンがイエスの復活について信じていることを説明します。

 

死への勝利

イエス・キリストの復活は死に対する勝利です。

人間は生まれた時から死に向かい、誰も死を避けることはできません。

そして、人類の歴史の中で、誰も死に勝った人はいませんでした。

しかし、ただ一人、イエス・キリストだけが死人の中からよみがえったのです。

わたしたち人間に死を超える永遠の命の希望が与えられたのです。

 

神の子、救い主であることの証明

イエス・キリストの復活は、イエスがただの人間ではなく、神の子であり、神が認めた救い主であることの証明でした。

 

救いの実現

天の神がイエスを復活させました。

イエスの復活は、天の神がイエスの十字架上での罪からの救いの働きを認めた証明だったのです。

復活の保証

クリスチャンは、イエスの復活が自分たちの復活の保証であると信じています。

イエスがかつて復活したのと同様に、自分たちもいつか復活し、神と共に永遠に生き続けるという希望を持っているのです。

 

復活が事実なら、どんなリアクションをすればいい？

さて、もう一つの疑問が残っています。

もしイエスの復活が事実なら、どんなリアクションをすればいいのでしょうか？

 

喜びましょう！

まず、喜びましょう！

だって、わたしたち自身もいずれは死にますが、イエスが死に勝ったおかげで、死が全ての終わりではなく、わたしたちもいつか復活できる希望が与えられたからです！

そして、二度と死ぬことなく、永遠に神と愛する人たちと生きていけるのです。

人生って、結構短いですから、こんなにうれしいことはありません！

 

信じましょう！

「死んだら全部終わり。自分もなくなる。それでいい。」と、いさぎよいことを言う方が結構います。

でも、本当に死ぬ直前まで「それでいい」方は少ないです。

というより、わたしはそういう方に個人的に会ったことはありません。

むしろ、人生の最後の時期にイエスを神の子、救い主と信じて、復活と永遠の命の方を選ぶ方ばかりを見てきました。

復活して、今も生きていらっしゃる神の子イエスは、あなたにも復活と永遠の命を差し出してくださっています。

イエスを信じて、その救いを受け取りましょう。

 

まとめ

最後までお読みくださり、ありがとうございました。いかがでしたか？

この記事では、イエス・キリストの復活の3つの証拠、イエスの復活を否定する3つの説、クリスチャンが信じていること、そしてイエスの復活が本当なら、どんなリアクションをすればいいかについて解説してきました。

イエスはわたしたちを愛して、わたしたちを罪から救うために十字架で身代わりに命を捨ててくださいました。

そして、天の神はイエスをよみがえらせて、イエスの罪からの救いが実現したことを証明してくださったのです。

イエスを信じるなら、イエスが実現した素晴らしい救いを受け取って、死を超える復活と永遠の命の希望をもって生きてゆけます。

ぜひ、あなたもイエスを信じてみませんか？

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