PR

【カンタン解説】聖書は誰が書いたのか?聖書の真の著者とは?

聖書

 

女性
女性

聖書は誰が書いたんですか?


こんな疑問にお答えします。

本記事の内容

  • 聖書の真の著者
  • 聖書を実際に書いた人々
  • 聖書はどのようにして書かれたのか
  • 聖書の統一テーマとは?

本記事の信頼性

  • 筆者は、クリスチャン歴40年以上
  • 約20年間の牧師としての経歴
  • キリスト教の主な著作を読んで得た知識

 

キリストさん
キリストさん

この記事を読むと、聖書は誰が書いたのかがざっくりと分かります。

 

カンタンに解説しますので、ぜひ、最後までご覧ください。

【カンタン解説】聖書は誰が書いたのか?聖書の真の著者とは?


神が聖書を書きました。

神こそが、聖書の真の著者です。

聖書は、すべて神の霊感を受けて書かれたものであって、人を教え、戒め、正しくし、義に導くのに有益である。              (テモテへの第二の手紙3:16)
なぜなら、預言は決して人間の意志から出たものではなく、人々が聖霊に感じ、神によって語ったものだからである。             (ペテロの第二の手紙1:21)

ただし、ある日突然、聖書が今の形で天から降ってきたわけではありません。

聖書は旧約聖書39巻と新約聖書27巻の合計66巻の書物を集めたものです。

神の導きの下で、それらの書物を実際に執筆した人々がいるのです。

聖書を実際に書いた人々


聖書は、
40人以上の人々によって、1500年以上かけて(B.C.1500頃〜A.D.100頃)、記されました。

神に導かれた聖書の著者たちは、様々な職業や違った背景を持った人々で、彼らの中には羊飼い、預言者、王、祭司、学者、農夫、長官、取税人、漁師、医者、天幕職人などがいました。

聖書はどのようにして書かれたのか?

女性
女性

実際には人間の著者たちが書いたのに、聖書の真の著者は神っていうのは、どういうことですか?

 

神が人間の著者たちをロボットみたいに操ったんですか?

 

キリストさん
キリストさん

当然な疑問だと思いますので、少していねいに解説しますね。


まず、神は人間の著者たちの心を乗っ取って、聖書にふくまれている言葉を一字一句残らず書き取らせたのではありません。

創造主である神は、自分のかたちに似せて、自由意志を持つ人間を造りました。

人間の自由意志を尊重する神は、まるで人間がロボットをコントロールするように、人間の著者たちを無理やり動かして自分の書かせたいことを記させたりはしませんでした。

むしろ、神は、それぞれの時代の神の民の必要やキリスト教会の状況などをふくめ、全てを導いて、人間の著者たちが自発的に聖書を執筆するように促(うなが)したのです。

実際の執筆段階においては、神は人間の著者たちの信仰、知識、教育、経験、文化、調査・研究、文体などを用い、強めました。

同時に神は、人間の著者たちを聖霊の力によって守り導き、聖書に人間の罪や誤りが混じらないようにしました。

 

キリストさん
キリストさん

ですから、完成した聖書は、人間の間違いなどが入っておらず、ただ一つ永遠に確かな「神の言葉」として信頼できるのです。

聖書の統一テーマ

人々を教えるイエス・キリスト

聖書の真の著者が神であることは、聖書全体を一つのテーマが貫いていることからも分かります。

上記の通り、聖書は1500年以上にわたり、40人以上の異なる人々の手によって書かれました。

そうであるにもかかわらず、聖書66巻には統一テーマがあります。

それは、救い主イエス・キリストです。

また幼い時から、聖書に親しみ、それが、キリスト・イエスに対する信仰によって救に至る知恵を、あなたに与えうる書物であることを知っている。 
                        (テモテへの第二の手紙3:15)                      
あなたがたは、聖書の中に永遠の命があると思って調べているが、この聖書は、わたしについてあかしをするものである。                                    (ヨハネによる福音書5:39)

※ヨハネの福音書5:39の「わたし」は、イエス・キリストのことです。

聖書66巻は、それぞれの時代の神の民や教会に語りかける内容であると同時に、永遠の真理であり、特に救い主イエス・キリストを証ししているのです。

旧約聖書はやがて神が送る救い主イエス・キリストを約束・預言しており、新約聖書は神が遣(つか)わした救い主イエス・キリストを証言する内容となっています。

楽園での人類の先祖アダムとエバ

楽園での人類の先祖アダムとエバ

アダムとエバの失楽園

旧約聖書の最初の創世記で、神に造られながら神にそむいて罪へと堕落した人類でしたが、神はすぐに救い主を送る約束を与えました。

神に選ばれるアブラハム

神に選ばれるアブラハム

そして、旧約聖書の時代に、神は自分の選んだアブラハムとその子孫を通して救い主についての情報を儀式・人物・預言を通してじょじょに明らかにしてゆきました。

イエス・キリストの十字架

イエス・キリストの十字架

ついに約2000年前、新約聖書の時代が幕を開けると、神は救い主イエスをこの世に送って、イエスの十字架の死と復活によってわたしたちの罪からの救いを実現したのです。

永遠の世界

永遠の世界

新約聖書の最後の書、ヨハネの黙示録は、復活した後で天に帰ったイエスが再びこの世に来て、神と人間が永遠の世界で再び一つになって暮らす場面で閉じられています。

聖書の流れは以上の通りです。

神によって創造され、楽園で神と幸せに暮らしていた人間は罪へと堕落しましたが、救い主イエス・キリストの十字架によって救われ、やがて永遠の世界で神といつまでも幸せに過ごすのです。

旧約聖書の最初の創世記から新約聖書の最後のヨハネの黙示録まで、聖書66巻が明らかにしているのは、神が罪へと堕落した人類を救い主イエスによって救う、この壮大な救いの計画です。

その完璧な内容には、誰も何も付け加える必要はありません。

聖書には、神のわたしたち人間への限りない愛と救いがみちあふれています。

聖書の真の著者である神は、わたしたちを愛して、救いの喜びと永遠の希望となぐさめと生きる勇気をわたしたちに与えるために、人間の著者たちを用いて聖書をプレゼントしてくれたのです。

 

キリストさん
キリストさん

まさに聖書は、神からあなたへのラブレターなのです。

まとめ:神からのラブレターを読んでみましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。いかがでしたか。

この記事では、

  • 聖書の真の著者
  • 聖書を実際に書いた人々
  • 聖書はどのようにして書かれたのか
  • 聖書の統一テーマとは?

について解説してきました。

聖書は誰が書いたのか、聖書の真の著者は誰なのかについて、お分かりいただけたことでしょう。

聖書は、

  • 真の著者である神の監督の下、
  • 1500年以上にわたって、40人以上の人間の著者たちを通して記され、
  • 救い主イエス・キリストをあなたやわたしに紹介するために書かれた

神のラブレターです。

ぜひ、神からの愛の手紙である聖書を手に取って、読んでみてください。

この記事を読んで、聖書や祈り、イエスのことをもっと知りたくなった方は、どうぞ他の記事も読んでみてください↓↓

 

ABOUT ME
キリストさん

                                   ● クリスチャンの家に生まれ育ち、プロテスタントの牧師になるための神学校卒業後、約20年間牧師として教会で働く。
                                   
● 2024年、キリスト教の素晴らしさを伝えるためにこのブログを開始。

キリストさんをフォローする
聖書
シェアする
タイトルとURLをコピーしました