仕事や人間関係が上手く行かず、先の見えない状況が続いています。
正直言って、励ましてくれる人も周りにいません。
励ましを与えてくれる聖書の言葉はありませんか?
もちろん、たくさんあります。
聖書の言葉は、何千年もの間、世界中の無数の人々に励ましを与えてきました。
今回はその中から7つの言葉を厳選してご紹介しますね。
この記事を書いているわたしは、クリスチャンの家に生まれ育ち、プロテスタントの牧師になるための神学校を卒業後、約20年間キリスト教会で牧師として働いてきました。
このようなわたしが上記の質問にお答えします。
ぜひ、最後までご覧ください。
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励ましが必要な時に読みたい聖書の言葉7選
旧約聖書 ヨシュア記1:9
わたしはあなたに命じたではないか。強く、また雄々しくあれ。あなたがどこへ行くにも、あなたの神、主が共におられるゆえ、恐れてはならない、おののいてはならない」。
進学、就職をするとき、「新しい学校、職場で自分はやっていけるだろうか?」と不安や恐れを感じることがあるでしょう。
新しいことにチャレンジするとき、「どうなるんだろう?大丈夫かな?」と思って、ためらってしまうことだってあるでしょう。
天の神様はそんなわたしたちに「勇敢であれ!恐れるな!」とお語りになります。
その理由は、目には見えなくても神様ご自身がわたしたちといっしょにいて、守り、助け、人生を導いてくださるからです。
子どものころに親がわたしたちを見守り、助けてくれたように、いいえ、それ以上に、神様はわたしたちといっしょにいて、助けてくださいます。
旧約聖書 詩篇55:22
あなたの荷を主にゆだねよ。主はあなたをささえられる。主は正しい人の動かされるのを決してゆるされない。
※「主」とは神様のことです。
抱えきれない人生の重荷で押し潰されそうなとき、神様にお任せするという選択肢もあります。
不安で夜眠れないとき、「神様、あなたにわたしの重荷をゆだねます。」と口にしてみましょう。
心がスッと軽くなり、「きっと何とかなる」と思えます。
地球上に住む人類の大多数が何らかの神を信じているのに、「神にたよるのは弱いヤツだ」という偏見(まちがった考え)が日本にはあります。
しかし大事なのは、わたしたちが結果としてたくましく生きてゆけるかどうかではないでしょうか?
自分の弱さを素直に認められる人こそ、真に強い人です。
創造主が人間を造ったという聖書の教えが正しいなら、そもそも人間は神なしにいつでも強く生きてゆけるようにデザインされてはいないのです。
旧約聖書 イザヤ書40:31
しかし主を待ち望む者は新たなる力を得、わしのように翼をはって、のぼることができる。走っても疲れることなく、歩いても弱ることはない。
身体も心も疲れ果ててしまって、「もう一歩も先に進めない・・・」と思ってしまうときが人生にはあります。
生きる気力が尽きてしまって、「自分が元気に生きて行ける日は、もう二度と来ないんじゃないか・・・」と感じてしまうかもしれません。
しかし、永遠の真理と言われる聖書は、神様を待ち望む者は新しい力を得ると約束しています。
わたしたち自身が「もうダメだ」と思っても、本当に終わりなのではありません。
わたしたちが力強く生きてゆけるときがふたたび来るのです。
わたし自身の経験から証言します。
どんなに今落ち込んで、立ち上がる気力すらなかったとしても、神様を信頼するなら、もう一度生きる力を与えられ、充実した日々を送れる日が来ます。
旧約聖書 イザヤ書41:10
恐れてはならない、わたしはあなたと共にいる。驚いてはならない、わたしはあなたの神である。わたしはあなたを強くし、あなたを助け、わが勝利の右の手をもって、あなたをささえる。
人生にはたった一人で立ち向かわなくてはならないときがあります。
そんなとき、人は孤独(こどく)だと痛感するかもしれません。
しかし、どんなときにもわたしたちはひとりぼっちではありません。
目には見えなくても、神様がわたしたちのそばにいて、助けてくださいます。
聖書の約束は、なんて心強いことでしょうか!
何かに立ち向かわなくてはならず、たよれる味方がだれもそばにいないとき、自分と肩を並べて立っていてくださる神様を心の中で想像してみましょう。
それは妄想(もうそう)ではなく、現実です!
旧約聖書 エレミヤ書29:11
主は言われる、わたしがあなたがたに対していだいている計画はわたしが知っている。それは災を与えようというのではなく、平安を与えようとするものであり、あなたがたに将来を与え、希望を与えようとするものである。
先の見えない状況の中で、ネガティブな未来予想しかできず、心が折れそうになることがあるでしょう。
周りの人々も、わたしたちをくじけさせ、気落ちさせるような批判、非難、ネガティブな発言しか口にしないかもしれません。
しかし、この世界の創造主であり、王である神様は、わたしたちに災いを与える計画ではなく、平安と将来と希望を与える計画を立てているとおっしゃっています。
ここに希望があります!
当てにならないネガティブな予測ではなく、神様を信頼して、今自分のすべきことに励んでいきましょう。
人間の思考の70〜80%はネガティブな内容と言われます。
厳しい状況と、自分や周囲の人のネガティブマインドが原因で絶望してしまわないように、神様の希望を与える言葉にしっかりフォーカスしたいですね。
新約聖書 ローマ人への手紙8:28
神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さることを、わたしたちは知っている。
わたしたちの人生には良いこともたくさんありますが、残念ながら悪いことも起こります。
自分の失敗や他の人がわたしたちに行った悪いことで悩み、苦しむこともあります。
しかし、神様は良いことだけではなく、悪いこともふくめたすべてのことをわたしたちの益になるようにしてくださると、聖書は約束しています。
神様を信じれば良いことしか起こらないなんて、怪しいことを聖書が言っているわけではありません。
一見マイナスにしか思えないことであっても、神様は究極的にはわたしたちのプラスになるようにしてくださるということです。
過去の失敗、悪い事件や出来事で今苦しむ人への究極の励ましの言葉です。
新約聖書 ピリピ人への手紙4:13
わたしを強くして下さるかたによって、何事でもすることができる。
この言葉は、「わたしには何だってできる」という自信過剰や過信ではありません。
「頑張ればたいていのことは成し遂げられる」ということを言っているのでもありません。
「ありのままの自分は弱くても、そんな自分を愛し、生かし、支え、励まし、そういう意味で強くしてくださる神様がいるから、自分がこの世に生かされている使命を果たすことができる」という意味です。
わたしたちは自分の弱さ、力のなさを感じることがあるかもしれません。
しかし、神様がいっしょにいてくださるので、この世に命を与えられ、生かされているわたしたちの使命を完了することができるのです。
神様を信じると、わたしたちはポジティブに、前向きになれます。
まとめ 励ましが必要な時には、「神様からのラブレター」である聖書の言葉を読みましょう!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。いかがでしたか。
この記事では、励ましを必要とするときに読みたい聖書の言葉を7つ厳選してご紹介してきました。
きっとご自分にピッタリあてはまる言葉が見つかったことでしょう。
創造主である神様はあなたのことを愛しています。
聖書は神様からあなたへのラブレターです。
聖書には、創造主が救い主イエス・キリストをこの世に送るほどにあなたのことを愛していることが書かれています。
ぜひ、神様からの愛の手紙である聖書をこれからも読んでください。
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